新築時には必要な確認申請を受けるという公的機関のチェックもリフォームの場合は
ほとんど必要としません。 その代わり構造による違いや、 建築基準法・地域の条例などの法的な制約によってできることが変わってきますし、戸建とマンションによってもその制限は変わってきます。
ここでは一般的なできること・できないことをご説明いたします。
やりたいリフォームによっては家の構造・法的規制などが変わってくる場合もありますので、
お気軽にお問い合わせください。

戸建てのリフォームは建物、敷地を含めてご自身の持ち物なので、 さまざまなリフォームが比較的自由に可能です。
しかし、リフォームの内容によっては建物の構造や 建築基準法・地域条例等の制約を受ける場合もあります。

屋根 葺き替え防水処理などが可能。構造によってトップライト（天窓）や吹抜けも作れます。
外壁 塗装、張り替えなどが可能。張り替えの場合は地域によっては防火規制を確認した方が良い。
玄関ドア 交換可能。地域によっては防火規制を確認した方が良い。
室内クロス 張り替え可能。構造によっては耐震補強や断熱材施工ができるので考えている場合は一緒に行う方が良い。
床下 基礎の補強や床下断熱、フローリングの張り替えなどが可能。
水回り
（お風呂、キッチン、トイレなど）		 移動や増設などは比較的自由にできます。
間取り 基本的に自由度の高いリフォームが可能ですが、構造上取り除くことができない壁や柱もありますので、弊社専門スタッフにご相談ください。
増築 建築基準法に沿ってリフォームすることが可能です。また地域によってそれぞれ規制等もありますので、弊社専門スタッフにご相談ください。

マンションのリフォームは管理組合の規定やマンション自体の構造でリフォームの制限が異なります。
基本的にリフォームが可能な範囲は所有者の専有部のみとなり、共用部はできない、 もしくは管理組合への申請が必要といった場合があります。

天井 天井板を外して構造体の内側までなら天井の高さをあげることも可能です。
窓・サッシの交換 窓やサッシはベランダ・バルコニーと同じく共用部に該当しますので自由な取り換え等はできません。窓ガラスの交換、内窓の取り付けは可能です。
玄関ドア 玄関ドアも共用部にあたります。そのため、ドア自体の交換はできません。ドアの内側のみを塗り替えたりクロス張りすることは可能です。
室内 壁や天井のクロスの張替え、塗装等が可能です。また、室内ドアの交換も可能です。
床 管理規約に沿った材料であればフローリングの張り替えなどが可能です。床暖房を取り付ける場合は各住戸で使えるエネルギーの使用可能量を事前に調べておく必要があります。
水回り
（お風呂、キッチン、トイレなど）		 排水管などが通るパイプスペースは共用部で移設ができないため、パイプスペースの位置と構造によって制限がでてきます。キッチンやバス、便器などの交換は可能です。
間取り マンションの構造によっては外せない壁があり、その場合間取りに制限が発生します。